アプリ開発エンジニアに求められる方向性

 ネイティブアプリの開発を担ってきたエンジニアは窮地に立たされることも多くなりました。アプリとしてダウンロードを必要としないウェブアプリが台頭してきて市場を拡大しているからです。
企業としても生き残りをかけた戦略を考えなければならなくなり、エンジニアの人材に対して要求する内容にも変化が見られるようになってきました。

 大別すると二つの方向性が生まれてきています。
一つは、ネイティブアプリのメリットを最大限に生かせるスキルを持つエンジニアを求めるものです。ウェブアプリに比べて最も優れているのはデバイスの特性を生かせる点であり、スマートフォンのインターフェイスを熟慮してユーザー視点のアプリを生み出せます。その為にはハード面の知識に長けていることや、ユーザー視点での開発ができるエンジニアが欠かせません。

 一方、その可能性を模索するよりもウェブアプリとの使い分けをしていこうという方針を立てている企業もあります。その場合に求められているのはウェブアプリも開発できる知識や能力であり、Javascriptなどを使って自在にアプリを作れる能力が必要です。両者の違いを理解してどちらを使うのが最適かを吟味できる能力も求められている為、どちらもある程度は経験があることが望まれています。

 このような二つの方向性で人材を求めているのがネイティブアプリの業界であり、エンジニアとしては方向性を決めてスキルを身につけていかなければなりません。