ネイティブアプリは独自のUIを持っているのが普通です。開発時にはUI周りにまで気をつけなければなりません。
したがって、デザインについて一通り勉強をしてきたという人材なら、どんな現場ででも重宝されることでしょう。
UIはそのアプリの使い勝手を大きく左右する重大な要素となるので、この点を疎かにする人物は現場では歓迎されにくいと思われます。UIデザイン次第で評価が大きく変わってくるのがアプリ業界です。
また、小規模なスマートフォンアプリの開発であれば、作業も少人数で行うケースが考えられます。なので、通常のプログラミングだけではなくデザイン方面についても、さらにはソフトウェアテストの方面についてもよく知っている人物である方が、仕事をスムーズに進められます。つまり、ネイティブアプリ開発ではエンジニアとしての総合力が求められているわけです。
もちろん、最新の技術について詳しいに越したことはないのは言うまでもないことです。ネイティブアプリの世界も、頻繁にトレンドは変わっています。その時々の流行についていけない人は、良い人材とは思われない可能性が高いです。
ネイティブとウェブの中間に位置するハイブリッドアプリというものもあります。ネイティブとウェブのどちらかではなく、その両方について詳しい人材がいれば、多くの会社から引っ張りだこになることは間違いないでしょう。こうした人材なら、収入もそれなりに高くなるはずです。